行政書士霜鳥法務事務所の契約について

契約について

弁護士に頼むほどではないけれど、何らかの書面を作っておいた方が良いと感じることは日常生活では頻繁に発生します。親しい友人にお金を貸すとか、相続税対策で身内に贈与をするなど、契約書というほどの文書ではないものでも、欠かすことができないものです。この場合、見よう見まねで作って後で重大なミスに気付かないか、約束しておいた方が良いことが書いていないために後で不利益を受ける恐れがないか、など色々気になるものです。
これらの文書は、契約書、念書、覚書、合意書などと呼びますが、題名は関係ありません。事案に応じて書かなければならないことがおおよそ決まっています。ご希望通りの結果を得られるよう、適切な内容の文書を作成しておきましょう。


離婚協議書

離婚することが決まっている人は、離婚届を提出する前に、金銭その他の取決めを文書にしておくと、その後スムーズに契約の履行される可能性が高まります。
離婚の際に取り決めておくべきものは、財産分与、慰謝料、親権者・監護権者、養育費、面接交渉、戸籍・氏、年金分割などになります。両者が合意すれば、内容は自由に決められます。
ただし、

  • どのようなことを決めておくべきか
  • どのような請求ができるのか
  • 請求金額の相場はどの位か
  • 何に気をつけて協議書を作ったら良いか
  • 離婚後にどのような手当を受けることができるか

など、一人では分からないことも多々あると思います。
その際は、第三者に相談することをお勧めします。
第三者に相談することで、より将来の生活設計に資する内容の協議書になる可能性があります。また、判例や裁判所の算定基準などを知ることにより、請求内容について相手を説得しやすくなる場合があります。更に、人に話をすることで気持ちが整理されていくことも期待できます。


消費貸借契約書

お金を貸す際は、必ず作っておくべきものです。公正証書にしておいた方が確実です。


債務承認弁済契約書

契約書を作らずお金を貸したけれど、返済が滞っている場合、返済条件などを緩和しつつ正式な弁済契約書を作成して履行を確保するものです。
公正証書にしておいた方が確実です。



その他、売買契約、贈与契約、死因贈与契約、賃貸借契約、使用貸借契約、保証契約、抵当権設定契約、委任契約、和解契約等があります。当事務所では、どのような結果を望まれるのか、これまでの経緯、当事者間の関係、合意内容の詳細等を伺い、事案に応じた文書作成を行うよう努めます。


業務

離婚協議書 できる限りお話をじっくりお聞き致します。 60,000円
→公正証書にする場合 公証役場との打ち合わせを代行します。 80,000円
その他の契約書(標準) 60,000円
→公正証書にする場合 公証役場との打ち合わせを代行します。 80,000円
簡易な契約書 A4用紙半分位の念書のようなもの 10,000円
公正証書化するためには、別途公証役場の手数料が必要です。手数料は契約の目的の金額によって異なり、数万円掛かります。(100万まで5,000円、1億円まで43,000円というような段階があります。)また、用紙代その他の諸手数料が数千円掛かります。